今日は僕一人で、竹島の近くに没む零戦のシュノーケリングのガイドをします。

まあガイドといっても、島から５０ｍくらいの距離に沈んでいるので難しくは無いコースなんですが、

実はまだ一回しか行った事が無く、ポイントがかなりうる覚えでした。いざシュノーケリングでしばらく泳ぐと、

自分の思っていた場所に零戦がありません。運悪くその日は透明度があまり良くなく、遠くを探してもよく見えません。

これはまずい(;´д｀)　と思って島との位置関係を確認しようと島の方を見ると、島に居る現地スタッフが右の方を指差して、合図を送っていました。

それに従って少し泳ぐとすぐに零戦は見つかり、かなりホッとしました。ジープに来てから一番焦った出来事だったかもしれないです。

しかしゲストには迷った事を悟られないように案内してました。今更ですがすみませんでした。そして、夏島のスタッフありがとう。

海から上がった後にお礼にタバコをあげました。

やっと念願の沈船に潜ることができます。今までいろんな沈船に行ったにもかかわらず、

すべてシュノーケリングで上から眺めているだけでしたが、ついに潜ります！！！

初沈船はリオデジャネイロです。船がポイントに到着しバックロールでエントリーすると、真下にド迫力の巨大な船が沈んでます。吸い込まれるよに深度を下げていきの船の上に降り立ちました。

そのまま船の周りを進んで、船尾の方から船の中に入ると、真っ暗な船の倉庫には大量の瓶が並んでいました。

ダイビングで見る沈船はとてもスリリングで、まさに冒険の旅でした。今日またこの海の新たな魅力をしりました。

しかし、興奮しすぎたのか真っ先にエアーが無くなって、ゲストより先に上がる羽目になってしましました。

もっと上手くなるためにも、もっともっと沈船潜りたいです！！

今日はまた新たにゲストが二人来て、滞在中の団体さんも合わせて大勢のゲストが滞在しています。

ゲストが誰もいなかった数日前の静けさが嘘のように賑やかです。

ゲストが多くていろいろ忙しく、まだまだ拙いながらも、僕もシュノーケリングのガイドを任せてもらえるようになってきました。

しかしまだダイビングはついていくのがやっとで、特に今回はベテランダイバーさんばかりなので、ゲストから逆にダイビングについていろいろ教えてもらっていました。

まだまだ勉強することがたくさんあるので、ゲストをもっとおもてなしできるようがんばりたいとおもいます。

実はだまっていましたが、日本を出発する日に風邪をひいてしまいました。

ジープでこじらせたりしたらまずいなーと思っていたら、なんとジープに来て三日目にしてすっかりと治ってしまいました。

出発の日には寒気もしてかなり熱ぽく、しかも海に入ったりしてかなりこじらせるようなこともしていたのに、今日になったらすかっりと良くなっていました。

吉田さんからジープに来たら病気が治ったとか、健康になった人の話を聞いてはいましたが、身を持ってその話を体験してしまいまうとは。

自然の中にいると人間本来の治癒力が高まるとは言いますが、それだけではないような気がします。

やはりこの島には何か不思議な力があるような、なんとなくそんな気がします。後で聞いた話ですがジープ島はパワースッポトととして特集されたこともあるらしく、その時に霊感のある人が御神木を見ると光って見えたそうです。

自分でこの文章を書いていて半信半疑ですが、風邪が治った事は確かなので、とりあえず御神木に拝んでおきます。御神木様。ありがたや、ありがたや。

朝一で最後の講習を潜って、ついにオープンウォーターをゲットしました！！

思えばいろんなポイントに行っても、一人でみんなが潜っているのを上からシュノーケルで眺めている日々っでしたが、これでやっと一緒に潜れます。

ガイドができるようになるまでは、まだまだ先の長い話ですが、とにかくダイビングやりまくりたいと思います。

そして、午後からはやっとゲストがきました。これからはお仕事です。

ちょうど良く今回のゲストはダイバーさんの団体です。一緒に潜れるので楽しみです。

偶然にも昨日と今日の２日間ゲストがいません。なので、今日からみっちりとライセンスの講習です。

午前に２本潜って、午後に１本潜った後に３００ｍシュノーケリングと１０分間の立ち泳ぎをやり、夜には学科のテストをなんとかクリアしました。

なれないことで流石に疲れましたが、ジープ島でライセンスを取るなんてなんて贅沢なことでしょう。講習中も海がきれいですごく楽しみながらできました。

海の中の景色を楽しんでいたら、危うく講習の内容を忘れるところでしたが、これで明日の朝、１本潜ればライセンスゲットです。

飛行機を降りると、強い日差しが眠気を一気に吹き飛ばし、吸い込む空気が体に満ちて気持ちが高揚します。

ブルーラグーンで柴崎さんと合流して、ボートでジープ島に向かいます。

遠くに見えるジープ島がゆっくりと大きくなってくるにつれ、胸の中に懐かしさが込み上げてきました。

島に上陸すると真っ先に３匹の犬たちが出迎えてくれ、ビキニが飛びついて顔面に頭突きされました。

そしてリペルにシンノスケが笑顔で迎え入れてくれました。

猫のチョコは相変わらずマイペースにテーブルの下で寝てましたが、頭を撫でると薄く目を開けて、短く「ニャー」と鳴きおかえりと言ってくれました。

ジープにまた戻って来ました。１ヶ月ほど前の事なのに全てがすごく懐かしくて、さっきから暑さのせいだけじゃなく、何故だか体がポカポカします。

海も空も風もこの島も、柴咲さんにシンノスケにリペルにビキニにジープとジープ、それにチョコ。なんだかとても懐かしくて、またみんなに会いたいと思ったから僕はこの島に戻って来たんだと改めて気付きました。

また今日からお世話になります！！！ちなみにこの時エリックは夏島の実家に帰っていました。