ジープ島下見ツアー体験記②
13/07/12ジープ島親善大使見習いを乗せたUA874便は、夜の成田を離陸。グアムに向け快適なフライトを続けています。座席は41E。横に3-5-3と並んだ席のちょうど真ん中。しかも両サイドはカップル。あぁ最悪です。もう寝るしかないと決め、食事のサービス時以外は寝て過ごしました。(※ちなみにグアム-チューク間は34A窓際の席で快適でした。)
深夜グアム国際空港に到着。ちょうどこの時間は日本各地からの到着便ラッシュで入国手続きは長蛇の列。しかも入国管理のブースはあるのに開いているのは3割程度。「もうちょい考えろや、米国!」と思わずお国コトバで毒づいてしまいます。もちろん心の中で。ここで関空から来たもうひとりの親善大使見習いARAさんと合流。そう、今回は親父2人での下見ツアーなんです。やっとのことで入国手続きを終えると今度はトランジット(乗り継ぎ)の手続きが。実はココ、よく間違えるので注意が必要です。
グラムに滞在する人は入国手続きを終えると1Fへと下っていくのですが、我々は下に降りてはいけません。そのまま同フロアを向かって左手に進みます。すると硬く閉ざされたなにやら怪しげな扉が。その前には小太りの係員がパイプイスに座ってにらみをきかせています。そう、ここがトランジットの手続きへと向かう秘密の扉なのです。扉の前で搭乗券確認など簡単なチェックの後、警備員に付き添われて通路を進みます。※撮影不可なので写真をお見せできないのが残念です。
そしてその秘密の通路を抜けると手荷物と身体検査が待っています。身体検査では羽織っている上着やベルト、靴まで脱がされたあと、ホールドアップの状態でCTスキャンのような機械で全身をチェックされます。「俺らは凶悪犯か・・・」とここでも心の中で毒づきます。そうそう、手荷物検査で持っていたライターを取り上げられました。ジープ島は風が強いと聞いていたので、あえてターボラーターを持っていたのですが、これが失敗。ターボライターはNG!!とのことでしっかり女性係官に取り上げられました。普通のライターはOKです。皆さん気をつけましょう。
こうしてすべての手続きを終えたのが26時半、つまり翌日の2時半ころです。※グアムとの時差は+1時間なので日本時間では深夜1時半ですね。チューク行きの飛行機は9時過ぎ発なので7時間ほどの待ち合わせ時間があります。見習い2名はどちらもスモーカーなので早速タバコを吸える場所を探します。手荷物検査後、向かって右にどんどん進むと「Clippers」というバーがあります。我々の親分、関口親善大使から事前にレクチャーを受けていたので迷うことなくたどり着けました。やはり事前の情報収集は大事です。
ここはタバコが吸えるのでスモーカーの方は是非。ハードリカーも置いているのですが、この時間飲めるのはビールだけのようです。ビールは銘柄によって7-8$です。
それから空港内はメチャメチャ寒いです。私は半そでと7分丈のパンツだったのですがあまりの寒さに風邪を引きそうでした。手荷物にはパーカーなど必ず長袖の羽織るものを持っていくことをお忘れなく!
下見ツアーなのでのんびりしているわけにも行きません。朝までどうやって過ごすのが良いか検証です。いろいろフロアを見てまわりましたが、以下3通りからの選択です。
1.通路の脇などでごろ寝
外人さんたちは持参のシュラフ(寝袋)にもぐりこんで熟睡していました。シュラフが荷物になりますがぐっすり寝るならこれが一番です。
2.バーやフードコートのイスでうたた寝
ぐっすりというわけにはいきませんが、テーブルに突っ伏して眠ることは可能。手間も金もかけたくないならこれが一番。
3.特別ラウンジで眠る
グアムには2つのラウンジがあって、お金を払えば入れます。UAのラウンジが50$、ももう1つのラウンジが45$。我々は何でも体験隊なので、45$を払ってラウンジを使ってみました。中はこんな感じです。
結構広くて静かです。軽食やお酒、ソフトドリンクなど完備しているので、お金に余裕がある方はお奨めです。我々はここでイス2つを使ってなんとか3時間ほど眠りました。といっても熟睡はできませんが。
気づくと夜が明けていて外にはまぶしい太陽が。ふーっ、もうまもなくチューク国際空港に向けてのフライト時間です。
というところで第2回は終了。いつジープ島にたどり着けることやら。。では see you!